FC2ブログ
RSSはこちら

Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2021⁄05⁄12(Wed)
  • 08:00

MIROTIC XII 61








61






くだらない。

たまになにか真剣に考えてたり、落ち込んだりしてるユノを見ると心配なんだ。

基本的に楽観主義。

ボジティブこの上ない思考回路。

その分、落ち込み方がヒドイ。

あからさまに肩を落としてうなだれる。

この世の終わりみたいに。

だから心配で聞いてみたら、返ってきた答えは…。

ため息しか出てこない。

こんな時に、こんな場所で。

心配して損した。

っていうか、なんでいきなりそんなこと考えるかな…。

理由を知りたかったけれど、結局分からずじまいだし。

でも…気になることがひとつ。

もしも、もしもだよ?

断ったらどうなるんだろう…。

最近はテンション上がりすぎて、毎日が楽しすぎて舞い上がりっぱなし。

その上ユノに感化されて、飼いならされたせいで我慢できない身体になってしまった。

昔は勝ち負けみたいなのにこだわっていたのに、いまでは見る影もない。

求めて、求められて。

ユノに触れることで、愛されることでこころと身体が満たされる。

1日しなかっただけで身体が疼く。

ホント、最悪。

これでユノが淡白になったら、求めてこなくなったら、発狂しそう。

それくらい溺れてる。

ユノは、わかってるのかなぁ…。

いや、わかってないな。

だから変なことを考えるんだ。

ユノがそうしたクセに。

「チャンミナ…」

ちょっとイライラし始めたところで、甘い声が降り注ぐ。

苛立ちながらも顔を開ければそっと唇が重なった。

「ん…っ、ゆ、ゆの…っ」

これ、ヤバい。

本気のヤツじゃないか。

完全にスイッチが入っちゃってる。

「ちょ…っ」

懸命に押しのけようとしても狭いカプセルのなか。

しかも力の差は歴然。

勝てる要素は万にひとつもない。

でも、ここで起死回生。

足を上げ、思い切り踏みおろした。

「い…っ!?」

よし…。

これで危機は脱した。

ちょっとヤバいくらいに身体の芯が熱いけど。

ちょっと足がガクガクするけど。

「ってぇ…っ」

距離を取らないとと思うのに、離れられない。

狭いカプセルのなかっていうこともあるけど、なによりユノがもたれかかってくるから。

「マジいてぇ…」

熱は冷めるどころか上がるばかり。

このまま部屋なりホテルに行って、求められたら…。

絶対、断れない。

「でも、おかげで落ち着いた」

勝手に落ち着くな。

こっちはまだ現在進行形だし。

疼いてるし。

「チャンミナ…」

抱きつくな。

キスをするな。

いまはそれどころじゃないんだから。

なのに、逃げる隙間がない。

物理的にも、精神的にも。

これじゃ変態みたいじゃないか。

いや…もう、みたいじゃすまない。

完全に変態だ。

男のクセに甘やかされて、愛されて喜んでるんだから。

「はぁ…」

ついこぼれ落ちたため息。

ユノに届かないはずもない。

「チャンミナ?」

「なんでもありません。さっさと転送してください」

「そんな顔のチャンミナを親父の前に連れてけるわけねーだろ?」

「うるさい。ほっとけ」

「いや…それはムリだろ?」

離れたいのに、距離を取りたいのに…。

さらにくっついてくる。

「離せっ」

ヤバい。

気づかれる。

身をよじってみても逃れられるはずもなく、もがいたことで触れてしまった。

反応しだしているソレが、ユノに。

「ん…?」

気づかれた。

なんとかやり過ごそうとしてたのに。

しまいにはニヤっと笑われて、撫でられた。

「あ…っ」

そのわずかな刺激にさえも声を上げていた。

「火、ついた?さっきのキスで?」

問いかけの間も柔らかく撫でられて、答える余裕もない。

距離を取りたいのに、しがみつくハメに。

「1回抜いとく?」

ふざけるな。

こんなところで冗談じゃない。

そう言いたいけど、それさえ声にならない。

「すぐどうにかしてやりたいけど…ちょっと待ってろよ?さすがにここじゃイヤだろ?」

当たり前だ。

そんなの、絶対にイヤだ。

「ゆの、の…バカっ」

悪態をつく以外に思いつかなかった。

誤魔化す方法が。

「調子にのって、悪かったよ。ホテルついたらすぐ楽にしてやるから」

いまが、ツラい。

すぐにどうにかしてほしい。

できないけど。

そして、すぐさま転送した。

僕の生まれた時代へ。

先に到着していたお父さんたちと合流して車で移動。

予定では先にお父さんたちをホテルに案内してスーツを取りに行くはずだったのに、車はマンションに横付けされた。

「ちょっと待ってろよ?すぐ取ってくるから」

そう言い残し、足早にユノはマンションへと消えていった。

「なんか、緊張しちゃうわね〜…。旅行なんてホント、久しぶりだし」

「もう、どうしたらいいのか…」

お父さんの緊張がスゴい。

お母さんのほうがまだマシかも。

僕なんか緊張どころか興奮しすぎて、子どもみたいになってた。

初めてユノの時代を訪れたとき。

いや…。

初めてじゃなくて、2回目か。

正確には。

「ユノに任せとけば大丈夫です。僕もいますし、テミン君とカイ君もいますから」

「困ったことがあったらなんでも言ってくださいね?」

僕がそう告げれば、テミンが言葉を繋ぐ。

テミンを見つめれば視線が合い、そして微笑んだ。

「…」

よかった…。

いろいろあったけど。

あのときの決断は間違ってなかった。

そう思える。

「いい子が多いわね〜。ユンホは幸せものね?こんなステキなお嫁さんと、こんな優しい仲間がいるんだから」

お母さんの言葉にお父さんがうなずいている。

噛みしめるように。

僕がステキかどうかはわからないけど。

でも…もっと、教えてあげたいな…。

ユノのいいとこ。

いっぱいあるんだから。

不器用だから勘違いされがちだけど。

僕も最初はそのひとりだったけど。

っていうか、知り合った当初は最低な人間だったけど。

「お待たせって…どうした?」

微妙な空気を敏感に感じ取り、僕の隣に滑り込みながらユノが問いかけてくる。

「なんでもない」

「なんでもなくねーだろ?」

内緒や秘密がなにより大嫌いなユノ。

たぶん、それは昔から。

その証拠にお父さんもお母さんも笑っている。

「おい、なに話してたんだよ?」

「内緒」

「お前なぁ…」

困惑するユノに笑顔を手向け、持ってきてくれたバッグを引き寄せる。

案の定、詰め込んだだけ。

これじゃシワだらけになってしまう。

引っ張り出して、詰め直して。

これでよし。

あとはホテルに向かうだけ。

ちょっとユノがうるさいけど。






to be continued.










にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



category
MIROTIC

プロフィール

珠響(たまゆら)

Author:珠響(たまゆら)
東方神起のふたりが大好物❤️
基本トンペンですが、最近はかなり🍓に偏り気味です(笑)

BLOGランキング

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
42位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
4位
サブジャンルランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

FC2カウンター