FC2ブログ
RSSはこちら

Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2021⁄05⁄10(Mon)
  • 08:00

MIROTIC XII 59








59






自分自身の行動に驚きを書く隠せない。

僕ってこんな人間だった?

人前でイチャつくカップルなんか理解できないと思ってたのに、気づいたらそれになってる。

我慢できなくなっている。

抑えきれなくなっている。

ユノを好きになりすぎてしまったせいで。

いまや、僕のほうがユノを好きなんじゃないだろうか…。

真剣にそう考えてしまうほど。

だって、なんか最近のユノは落ち着いているというか、余裕があるというか…。

時折波はあるんだけど、前ほどオレがオレがっていうのがなくなった。

もしかしたら勘違いかもしれないけど。

でも、飽きたとかそういうのではなさそう。

その証拠に毎晩求められてるし。

注がれるまなざしは相変わらず深くて、優しくて。

そこに疑う余地はない。

だから、その点に関しては不安はない。

いまのところは。

ただ、この先を考えたときに不安がある。

僕ばっかり好きが大きくなって、それが負担になって、重荷になって。

そして、面倒くさいって思われたら…?

ヤダな…。

ユノとはずっと楽しくじゃれ合ってたい。

いままで通り。

それは、ワガママなのだろうか…。

欲深いんだろうか…。

思い悩み、ついため息をこぼした。

そして、耳聡くユノが聞きつけてしまう。

わずかなこころの乱れを嗅ぎつけてしまう。

「チャンミナ?」

ほら。

気づかなくていいのに。

気にして欲しくないのに。

「…」

「おーい」

もたれかかったまま動かない僕を包んだまま、呼びかける。

何度も。

察っせよと思うんだけど、ユノの性格上ムリだよね…。

だって、我慢っていう単語がユノの辞書にはないんだから。

「うるさい」

「チャンミナが返事しねーからだろ?」

「ほっといてください」

「ほっとけるワケねーじゃん。チャンミナだってわかってるクセに」

なんでいつもこう甘やかすかな…。

だからつけあがるんだ。

どんどんダメ人間になっていくんだ。

まぁ、もはや後戻りできないレベルまで来てることはなんとなく自覚はしているんだけど。

「ユノ」

「ん?」

「キス」

短く、ストレートにねだれば浮かぶ男前な笑顔。

そして僕の願いを叶えるように唇が重なる。

かすかに触れて、少し離れて、また重なって。

甘いしびれを誘うその口づけ。

自然と身体が震えた。

身体の芯が、熱を帯びた。

「あとは?」

「…」

余韻に浸っているとそんな問いかけが降ってきた。

まぶたを開けばそこにはユノがいて、僕を見つめている。

真っ直ぐに。

「なんでも言えよ。全部、叶えるから」

「…」

「チャンミナが望むこと、全部」

冗談。

できるわけない。

他の誰かなら、きっとそう切り返してる。

でも、言っているのはユノ。

だから、笑えない。

言い切れない。

「オレはチャンミナの思うがままだ」

ホント、なんでそういうことをさらっと言っちゃうんだろう…。

もしかしたら僕の方がユノを想う気持ちが大きいかもって一瞬でも疑った僕がバカだった。

そんなこと…ない。

いつだってユノは全力で、嘘偽りがない。

一切。

口にしたことは悉く実現しちゃうし。

「…バカ」

「んなのいまに始まったことじゃねーだろ?」

「それは…」

「否定できんのか?」

「…できない」

もしかしたらなんて考えてみたけど、できなかった。

だって、バカだもん。

良くも悪くも。

そして、僕にとっては最高のひと。

「もし疑うなら、試してみれば?なんだってやるから」

「…怖いからやめときます」

「遠慮すんなって」

ニヤニヤと。

嫌な予感しかしないし。

だから、押し退けた。

もちろんそのあとすぐに捕まったけど。

「ご希望ならこの場で押し倒してやろうか?」

「望みません。お断りします」

冗談じゃない。

売り言葉に買い言葉で答えたら、後悔するのは僕だ。

目に見えている。

「不安なら気が済むまで試せよ」

「間に合ってます」

「そんなつれないこと言うなって。もしかしたらどハマリするかもしれねーじゃん」

調子乗りまくりだ。

制すには…。

「悪い…。調子乗りすぎた」

睨んだだけで降参と言わんばかりに両手を上げて苦笑い。

わかってるんだ。

ユノは。

だから、いつも負けたフリをしてくれる。

僕って小さい人間だなぁ…。

いつも必死。

自分を守るために。

「…」

やるせない思いをため息にして吐き出し、もう1度ユに向き合った。

「ん?どうした?」

「お父さんとお母さん、まだですか?」

あからさまに話をそらしてみればまた苦笑いが浮かぶ。

そして、受け入れる。

「そろそろ…」

到着の頃合いだと言おうとしたのだろう。

そして、その読みが正しいことを証明するように電話が鳴り響いた。

「来たみたいだぞ」

「お迎え行かなくちゃ」

「だな」

着信に応答するユノの手を引きながら進み、テミンたちと再び合流。

そして、お父さんたちのもとへと向かった。

「うわ…お父さん、カッコいい!お母さん、キレイ!」

いつもとは違う装い。

ふたりともなんとなくそわそわ落ち着かない様子。

でも、とても素敵だった。

「なんというか…久しぶりにこんな格好したら落ち着かないというか、緊張するというか…」

「私だって…もう、どうしたらいいのか…」

ふたりとも、なんか可愛い。

視線があちこちに彷徨いっぱなしだ。

「いつも通りでいいよ。チャンミナのご両親、すげぇいいひとだから安心して?」

「…」

会ったのは、たった1度だけ。

しかも、僕が居眠りしてる間に挨拶しちゃったんだっけ…。

病室で。

途中で起きたけどまぶたを開くタイミングはわからなくて、困ったのを覚えてる。

お父さんもお母さんも、あんな話をユノにしなくてもいいのに…。

しかも、みんなして僕が起きたのに気づいたクセにほったらかしだったし。

それもいまとなってはいい思い出なんだけど。

「とりあえず、行こう?ホテル案内すっから」

そうだった。

ご両親をホテルに案内して、その後着替えに戻らないと。

さすがに私服というわけにはいかないから。

そして、ユノのご両親の初めてのタイムトラベルが始まった。

緊張しながらも目をキラキラさせて、初めての経験にはしゃぐふたりを見つめる。

やっぱり、素敵な家族。

そんな家族の一員になれたことに感謝しかない。

これから、いっぱい時間を作ろう。

家族で過ごす時間を…。






to be continued.










にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



category
MIROTIC

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2021⁄05⁄10(Mon)
  • 08:15

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2021⁄05⁄10(Mon)
  • 19:48

プロフィール

珠響(たまゆら)

Author:珠響(たまゆら)
東方神起のふたりが大好物❤️
基本トンペンですが、最近はかなり🍓に偏り気味です(笑)

BLOGランキング

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
42位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
4位
サブジャンルランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

FC2カウンター