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Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2021⁄04⁄07(Wed)
  • 08:00

MIROTIC XII 26








26






自覚している以上に浮かれている。

コントロールできないくらい。

気づくとエレベーターに入った途端唇を寄せていた。

ユノに、触れたくて。

やっぱり鍋なんて言うんじゃなかった。

本気で後悔するほど。

でも、食事は必要。

ここで食べないとこの後、いつ食べられるかわからないし。

邪魔、されたくないから。

ユノと寄り添い過ごす時間を。

「チャンミナ…」

「盛るな」

熱いまなざしはエレベーターから。

玄関の扉を潜るなり手が伸びてきた。

僕を捕らえようと。

なんとか回潜ってキッチンに逃げ込んだけど、バリケードもなにもないこの場所では役立たず。

でも、わずかながらに残った理性がブレーキをかける。

キッチンでは、シない。

絶対に。

ユノも怒られたことを覚えているからか、かろうじて踏みとどまってる。

「ベッド行こう?な?」

「ごはんが先です」

「そんなの後回しでいいじゃん」

どれだけ後回しにする気だ。

ジロリとにらめば、浮かぶ苦笑い。

でも、離れない。

それどころかさらにくっついてくる。

後ろから回された腕がすぼみ、膨らんだそこをおしりに擦り付けるように。

「ユノ」

「くっついてんのもダメ?」

「擦りつけるな」

「だって…仕方ないだろ?自然と動いちゃうんだから」

さらりととんでもないことを言ってのける。

蔑むように睨めば、さすがに腕が緩んだ。

しかし、どくつもりはなさそう。

肩に小さな頭が乗ってる。

「あ〜…ヤりてぇ…」

そんなの、僕もだよ。

自分が言い出したことだけど、ちょっと後悔してるし。

でも、食事は欠かせない。

なんとしてもそこだけは先にクリアしておかないと。

あと、シャワーも。

その後はどうなってもいい。

明日のことはユノがどうにかしてくれるだろうし。

亀の甲羅みたいに張り付くユノを背負ったまま食事の用意。

遅れてやってきたテミンとカイは最初こそ目を見開いていたけど、見て見ぬふりをしてくれている。

蹴り飛ばそうかとも思ったけど…やめた。

僕もくっついてたかったし。

もはや、いまさらだし。

夫婦、なわけだし。

「ユノ、コンロの準備してくれる?」

「ん〜…」

ノロノロと離れていくユノを見送る。

自分で言っておきながら、寂しくなるとかないよなぁ…。

どれだけ依存してんだよ、って。

でも、とりあえず支度をしないと。

ごはんを食べて、シャワー浴びて、それさえ済ませてしまえば後は自由。

甘えたい放題。

そのためにと料理へ勤しんだ。

あともう少しで完成というところで顔を上げ、気づいた。

「…?」

リビング、ダイニング。

視線を走らせるもユノの姿がない。

どこに行った?

セッティングを頼んだコンロはテーブルに鎮座しているけれど。

「副隊長ならいま着替えに行ってます。すぐ戻ってきますよ」

ユノが見えないと落ち着かなくて…。

そわそわしているとそんな声が聞こえてきた。

「あ…」

そうか…。

着換え。

そう、だよね…。

僕はほとんど何もしてないけど、ユノは違う。

ユノだけではなく、テミンも、カイも。

「ふたりともシャワー浴びて、着替えてきて?もう少し時間かかるから」

「じゃあ…着替えだけ、いいですか?」

テミンの言葉にうなずけば、笑顔がこぼれた。

「先に行く?」

「副隊長戻ってきてからのほうが…」

かすかに聞こえてくる会話。

そうだよね…。

僕はもう終わったつもりでいるけど、テミンもカイもまだ任務中。

言うなれば、ユノも。

「戻ってきたから大丈夫。ふたりとも着替えてきな?」

聞こえてきた声に顔を上げれば私服に身を包んだユノがいた。

スウェットのパンツと白Tシャツというありふれた出で立ちなのに、モデルのよう。

存在自体に華がある。

そう思ってしまうのは色眼鏡?

ユノを好きすぎるから?

テミンとカイを見送ればふたりきり。

視線が絡み合った。

「ん?どうした?」

ゆっくりと近づいてくる距離。

気づけば頬に手が触れてる。

そして、当然のごとく唇が重なった。

「ひとりにして悪かったな?」

甘やかしすぎ。

そう思いつつも拒否はしない。

かぶりを振り、甘えるように添えられた手へすり寄った。

「このまんまベッド行く?」

「ごはんとシャワーが先」

そこだけは譲れない。

釘を刺してみたはいいが、ちょっと違和感。

もう、行き着くところは決まっているみたいで。

いまさらなんだけど。

でも、やっぱりちょっと恥ずかしいかも。

思っていることを素直に伝えるのは。

「だろうな」

けれど、ユノは涼しい顔。

僕の言葉をすんなりと受け入れ、同意する。

あらかじめ僕の答えを知っていたみたいに。

「でも、ちょっとだけ…な?」

優しく抱きしめられて、啄むように口づけられて。

そのまどろっこしい口づけが身体に火種を落とし、燻り始める。

それが狙いなんじゃと疑いたくなるほどイジワルな口づけ。

「ん…っ、ゆの…」

このまま流されてしまいたい。

本能が囁く。

誑かすかのように。

なのに…。

「続きはメシとシャワーの後な?」

イジワルだ。

そう思ってしまうのは、僕のワガママ。

だって、僕が出した条件なんだから。

でも、ユノがニヤリと笑うから腹が立つ。

絶対にわざとやったんだ。

こうなることをわかっていて、あんなキス。

文句を言うべき立場ではない。

しかし、ワガママな僕は、甘やかされることになれてしまった僕は黙っていられない。

言葉にできないなら態度で示せばいいと、思い切り足を踏んづけてやった。

「い…っ!?」

ざまぁみろ。

とはいえ…やりすぎだよね。

原因は僕なのに。

「お前…もうちょい手加減しろよっ」

ぷいっとそっぽを向きながら、こころの中で謝る。

伝わるはずもないのに。

「ったく…仕方ねぇヤツ」

「…」

こんなひどい仕打ちしたのに、なんで笑ってるんだろう…。

なんで許せるんだろう…。

器の違い?

カッコよくて、男らしくて、優しくて、潔くて。

なんか、ムカつくな…。

でも、好き。

好きにならないはずがない。

そんなひとが、全身で愛してくれたなら応えないはずもない。

おかげで、どっぷり。

いつの間にか抜け出せないほどハマっちゃったなぁ…。






to be continued.










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  • 2021⁄04⁄07(Wed)
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珠響(たまゆら)

Author:珠響(たまゆら)
東方神起のふたりが大好物❤️
基本トンペンですが、最近はかなり🍓に偏り気味です(笑)

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