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Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2021⁄04⁄06(Tue)
  • 08:00

MIROTIC XII 25








25






機嫌は、悪くない。

それどころか、かなりいい。

でも、なにか違う。

なにかが引っかかる。

それがなにかがわからないから、チラチラ様子を窺って。

でも、やっぱりわからない。

気にすることではないのかもしれないが、やっぱり知りたいんだ。

チャンミンのことならなんでも。

それこそどんな些細なことも。

嫌われたくないから我慢するけどさ…。

「ユノ?」

「ん?」

「今度はユノが難しい顔になってるよ?」

「…」

すぐ顔に出てしまう。

もはやそれはどうしようもない。

仕事だとコントロールできるんだが、チャンミンの前だと…。

おそらく、感情が先行してしまうせい。

原因はわかっているが、解決策はいまのところ…なし。

「なぁ」

「うん?」

「さっき、なに考え込んでたんだ?」

どうせ隠しきれないし、誤魔化したところでやっぱり気になるし。

ならば聞いてしまえばいい。

答えは望めないが。

だって、チャンミンだもんな…。

言わないと決めたら、絶対に言ってくれない。

「ユノの言葉を借りるなら、くだらないことです」

「…」

やっぱりか…。

案の定の答えだ。

がっくりとうなだれれば、浮かぶ無邪気な笑顔。

憎たらしいくらいに可愛い。

「トモダチになりたいって言ったって、なれるワケじゃないでしょ?」

「は?」

諦めようとしていたところに聞こえてきた言葉をリプレイする。

そして、思わず聞き返した。

「トモダチ?誰と?」

「エリックひょんとか、ソノひょんとか…?」

「もうなってんじゃん」

何を言ってるんだ?

まさか、また記憶をイジられた…?

いや、それはないはず。

するってーと…勘違い、だな。

間違いない。

「え…?」

きょとんとした顔。

可愛いな…。

その顔。

すげぇ好み。

とりあえず…それは置いておこう。

いま、どうこうできることではない。

おいしくいただけるのはもうちょっと先だ。

「エリックひょんもソノひょんも、社交辞令なんかねーぞ?」

「???」

「気に入ってなきゃ、連絡先なんか交換しねぇってこと。なぁ?」

口は挟んでこないが、聞いてるのは間違いない。

だから、問いかけた。

投げかけた。

疑り深いチャンミンに信じてもらうために。

「隊長は好き嫌い、はっきりしてますからね…」

「社交辞令なんて言葉、辞書にないんじゃないですか?」

オレが意見を求めたことではあるが…酷い言われようだ。

まぁ、その通りなんだけど。

「いまだかつて付き合いで飲み会とか食事とか行ってんの見たことないし」

「確かに…。僕も見たことないです」

オレも…ない。

だいたいはデスクでふんぞり返って、タバコ吸ってる。

あとは、寝てる。

業務中でも。

でも、ちゃんと聞いてんだよな…。

そして、把握してる。

部下の動きを。

盗聴器でも仕掛けてあるんじゃないかと疑いたくなるくらいに。

「そんなひとが部下のパートナーだからって気遣うとかないと思います」

「絶対ないって言い切れる」

同意を示すテミンと、きっぱりはっきり言い切るカイ。

口裏を合わせたわけじゃないことは明白で、たからこそ信用に値する。

「だってさ」

ぽかんとしているチャンミンにそう告げれば、ゆっくりと笑顔が浮かんだ。

「エリックひょん、今頃くしゃみしてるんじゃない?」

「かもな」

それは、それ。

別に悪口を言っているわけじゃない。

すべて、事実。

文句を言われる筋合いは…ない。

それでも聞いてたら言ってくるだろうけど。

「ま、チャンミナはともかくエリックひょんたちはもうトモダチって思ってるから心配すんな」

「ホント?」

「ホント。じゃなきゃオレに飲み会セッティングしろなんて言ってこねーよ」

この件が片付いたら、またセッティングしろと言われた。

そして、チャンミンが望んでる。

だから…ホントはイヤだけど、セッティングするつもり。

早めに終わらせて、帰るけど。

チャンミンを独占する時間削られるなんてイヤだから。

「プライベートで?飲み会セッティングしろって言われたんですか?」

「そ」

「もう、完璧お気に入りですね」

みんなで大きくうなずけば、一層笑顔の華が開いた。

「それでも信じらんねーなら、明日にでも本人に聞いてみりゃいい」

「エリックひょんに?」

「聞くなら怒られるの覚悟しとけよ?」

「え…?」

きっと、エリックたちはもうトモダチのつもりでいる。

なのに、チャンミンはそう思っていなかった。

独りよがりだったのかと。

同じ認識ではなかったのかと。

怒ると思うんだ。

そして、売られたケンカは買うという血の気の多いオレたち。

同じ性質のエリックは絶対躍起になる。

思い知らせてやると。

それこそ毎日のようにメッセージ送ってきたり、電話してきたりしそう。

最初の2、3日は。

面倒くさがりだからすぐに飽きるとは思うが。

でも、たとえ2、3日であってもうざいからやめて欲しい。

シテルときに連絡とか来たら腹立つし。

オレが萎えることはなくても、チャンミンは気が削がれるだろうし。

それに、入り浸ったりされたら…マジでウザい。

勘弁してほしい。

聞いてみろって言ってはみたが、できれば確認しないでほしい。

「ほら、着いたぞ」

「うん」

見慣れた景色。

扉を開いて先に降り立ち、そして手を差し出した。

当然のように重なる手。

エスコートするかのようにチャンミンを誘い、マンションへと足を進める。

右手で荷物、左手にチャンミンの手を持って。

「ユノ」

「ん?」

乗り込んだエレベーター。

扉が閉まると同時に名を呼ばれ、振り返った。

途端、そっと唇が重なった。

この時を待っていたみたいに。

積極的なその行為にこころが揺れないはずもない。

ここが玄関だったなら。

部屋の中だったなら。

間違いなくベッドに押し倒している。

たぶん、それを見越しての行動なんだろう。

オレのことを熟知しているからこその。

「我慢、できなくて…」

「…」

ヤバい。

可愛すぎる。

オレのなけなしの理性が崩壊寸前。

食事なんか後回しでいいから、ヤりたい。

できれば、いますぐに…。






to be continued.










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  • 2021⁄04⁄06(Tue)
  • 21:20

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基本トンペンですが、最近はかなり🍓に偏り気味です(笑)

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