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Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2020⁄11⁄21(Sat)
  • 08:00

MIROTIC XI 1








1






突然始まった共同生活。

誰かがいる空間で生活をするのは初めてで、ペースが掴めない。

しかも、同居相手は神経質で潔癖。

ことあるごとに怒られる。

歯みがき粉は真ん中から押すなとか、ペットボトルのキャップはちゃんとしめろとか、ゴミは都度ゴミ箱へ入れろとか。

まだ1日も経ってないのに何度怒られたことか…。

ノイローゼになりそうだ。

でも…寝てると可愛いんだよな…。

寝るまでは大変だったけど。

「くっつくな!」

「オレがいないと寝れないんだろ?」

そんなやり取りを繰り返すこと数十回。

最後は強引に抱き寄せて、寝かしつけた。

寝かしつけたっていうか…勝手に寝ただけなんだけど。

散々殴ったり蹴飛ばしたりしたくせに、抱き締めたらあっという間。

あの必死の抵抗はなんだったんだっていうくらい。

「…ったく…」

はっきり言って、めんどくさい。

いますぐ投げ出したい。

放棄したい。

そう、思ってた。

ついさっきまでは。

「はぁ…」

なのに、なんでこんな…。

寝顔見てるだけで、イライラしたものが消えていく。

癒されるというか、穏やかになるというか。

「お前はなんなんだ…?」

自然と手が伸び、髪を撫でていた。

ふと、唇に目が止まる。

指先がそのやわらかそうな唇に触れて、優しく撫でて。

気づいたら、キスしていた。

「!?」

驚いたのは、オレだ。

こんなこと誰にもしたことがないのに。

キスなんてセックスするための布石でしかないのに。

単なるツールでしかないのに。

「…」

身体が熱を帯びている。

性器はありえないほど膨張していて、頭のなかではすでに犯してる。

チャンミンを。

これは…マズイ。

メチャクチャ、ヤりたい。

いますぐヤりたい。

でも、ここで本能に負けたら怒られる気がする。

間違いなく。

なんでかわからないけど、避けてるから。

一緒に眠るなんて冗談じゃないと。

あっちに行け、と。

それでもなんとかベッドに連れてきて、寝かしつけたのがさっき。

手を出さないと約束もしてしまったし。

一方的にだけど。

でも、破ったら二度と信用してもらえない気がするんだ。

たとえオレが勝手に言い出した約束でも。

「…」

このままじゃ、マズイ。

とはいえ、ここを離れるわけにもいかない。

取った手段。

それは少し距離をおき、違うことに没頭することどった。

さほど選択肢はなく、ベッドの脇でプッシュアップやら、シットアップやら。

あらゆる筋トレに勤しんだ。

「ゆの…?」

どれだけトレーニングしていたのか。

かすかにそんな声が聞こえてきた。

顔を上げればチャンミンがベッドの上からオレを見ていた。

「なにしてるんですか…?」

「なにって…見りゃわかんだろ?筋トレだよ」

別に好きでしていたわけじゃない。

やむを得ず、だ。

こうでもしてないと、取り返しのつかないことをしてしまいそうだったから。

それは言わないけど。

でも、思うことくらいは許して欲しい。

お前のせいだよ、と。

八つ当たりのように振り返ったその時だった。

チャンミンがふわりと微笑んだのは。

「…っ!?」

その笑顔を見た瞬間、心臓が跳ねた。

かと思えばバクバクと早鐘を打つ。

これは、なんだ…?

初めての体験に困惑気味。

しかも、目が離せない。

「変なの」

くすくすと笑いながら、そんなことを言う。

わけがわからないまま手を伸ばした。

「チャンミナ…」

抱きたい。

無性に、セックスがしたい。

チャンミンと。

少し寝ぼけているみたいだし、いまならもしかして…。

そんな淡い期待を胸に、チャンミンの傍らへ。

しかし、チャンミンはすでに夢の世界へ再び旅立ってしまっていた。

「マジか…」

このまま襲ってもいいんだけど、そうすると待ち受けているのは死刑宣告。

たぶん、怒られるどころの騒ぎじゃない。

ホントにマジメなんだ。

そして神経質。

セックスくらいってオレは思うんだけど、どうしてもダメらしい。

気持ちがないものは。

チャンミンがオレを好きなら問題ない気もするが、それを口にした瞬間睨まれた。

蔑まれた。

拒絶された。

それが一緒に寝る、寝ないの問答の始まり。

オレがいないと眠れないっていうのは単なるこじつけ。

言い分けだ。

あわよくばって、考えていた。

正直なところ。

なんだかんだ言ってもチャンミンはシたいと思っている。

そう、思ってたし。

ふたを開けてみたら違っていて、チャンミンはあっさり眠ってしまったんだけど。

あんな無防備な寝顔見せられたら…なぁ?

と、いろんな言い分けわ並べてはみたものの、情けない。

「情けねぇ…」

なんか、完全に弄ばれてる気がする。

このチョン・ユンホが。

ヤりたい放題だったオレが。

まさか、誰かに振り回される日が来るなんて誰が想像してた?

ホント、ありえない…、

何が1番ありえないって、逆らえないことだ。

もちろんエリックからの指示もあるんだけど、それ以上にチャンミンだ。

いままでのやり方がまるで通じない。

だって、いままでは誘えばすぐになびいてくれた。

どんな美人も。

この顔とスタイルがあれば堕ちないひとはいない。

そう、自負してきたし、実行してきた。

実績も積み重ねてきた。

なのに…。

「ホント、なんなんだよ…」

やりづらい。

でも、放っておけない。

興味がある。

シム・チャンミンという人物に。

「クソ…」

苛立ちを言葉にして吐き出し、息をついた。

フローリングにあぐらをかいて、背中を向けてしまったチャンミンを眺めながら。

「…」

いつか、理解できるだろうか?

チャンミンの考えや思いを。

そのために、オレは何をすべきなのか。

どうあるべきなのか。

「はぁ…」

誰だよ。

オレの記憶を奪ったヤツは。

見つけだしたらボッコボコにしてやる…。






to be continued.










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  • 2020⁄11⁄22(Sun)
  • 20:58

待ちに待ってました
ありがとうございます
このお話本当に大好きです
書いてくださってありがとうございます!!

  • 2020⁄11⁄24(Tue)
  • 14:48

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  • 2020⁄11⁄24(Tue)
  • 21:01

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珠響(たまゆら)

Author:珠響(たまゆら)
東方神起のふたりが大好物❤️
基本トンペンですが、最近はかなり🍓に偏り気味です(笑)

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