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Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋のお話✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2020⁄08⁄01(Sat)
  • 08:00

The Chance of Love II 27

The Chance of Love 01







27






チャンミンの野望は着実に達成していっているようだ。

事、オレの胃袋を掴むことに関しては。

もうひとつの野望については頓挫してしまったけれど。

でも、いつかは達成してしまいそう。

チャンミンの性格を考えると。

ホント、真面目なんだ。

何に対しても常に一生懸命で、全力投球で。

その結果、オレはいまここにいるわけなんだけど。

甘いコーヒーを飲みながら準備を待ち、ちょこまかと走り回るチャンミンを視線だけで追いかけて。

下らないことを考えていると唐突にチャンミンが駆け寄ってきて、抱きついてきた。

となるとオレのやることは抱き上げてあげるだけ。

ついでにおいしそうな頬にキスをひとつしてやれば、ご機嫌だ。

たかだかこれくらいのことで喜んでくれるなんて…チャンミンはどんだけいい子なんだ?

いままで付き合ってきたひとたちを思い返し、ついため息がこぼれた。

「ユノ?」

目ざといな…。

いや、いまのは隠せなかったオレが悪いか。

「どうしましたか?僕、何かしましたか?」

「いや…チャンミンじゃないから大丈夫」

「…?」

どちらかと言えば過去のひとたちが問題なだけ。

言わば、チャンミンが理想なのかも。

「僕は、気にしないほうがいいですか?」

「ん、チャンミンはそのままでいてくれれば大丈夫」

「わかりました!」

さらに抱きついてきて、若干窮屈。

でも、それが楽しかったり。

「準備は終わったのか?」

「あともうちょっとですっ」

ならばここで油を売ってていいのか…?

さっさと準備して、出発したほうが時間の使い方的に有効な気がする。

っていうか、もったいない?

オレとしてもあのキャンピングカーを堪能してみたいし。

「いま、みんなが詰め詰めしてくれてます!」

「なるほど」

どうやら詰めるのはチャンミンの仕事ではないらしい。

となると完成までここにいるのが一番ってことか。

そばにいたらいたで気を遣うだろうし。

みんな、仲はいいし、信頼関係もできてるんだろうけどやっぱりチャンミンはご子息。

少なからず緊張するし、やりづらいだろう。

そばにいて、観察されていては。

目が大きいから、見つめられてるだけで目力半端ないし。

「ユノと小旅行です~っ」

「だな」

星を見に行くのはこれで3度目。

あんな立派なキャンピングカーがあれば、夜通し見ていてもいいかも。

ベッドに寝転がって、だらだらしながら。

あ…。

でも、そうなるとミノが大変だな。

ベッドはひとつしかないし。

ソファでは狭いし。

なにより、落ち着いて眠れなさそう。

でも…とりあえず泊まってみたい。

あのキャンピングカーに。

なんか、ものすごく快適そうなんだよなぁ…。

それこそ、1度体験したら癖になってしまいそうな。

ならばやめておけばいいと思うかもしれないが、オレは体験したい。

とりあえず。

できる限り早く。

「チャンミン様、ご用意ができましたよ?」

「はい!」

跳ねるようにオレの膝から飛び降り、駆けていく。

大きなバッグの元へ。

その後を追いかけ、いままさにチャンミンが持とうとしているそのバッグを手にした。

想像以上の重さに驚きながらも、なんでもないふりで。

いったい何が入ってるんだ…?

「ユノ、力持ちです!カッコいいです!」

「そうか?」

とりあえず表面上は保てているようだ。

若干、腕はぷるぷるしてるけど。

「ほら、行くぞ?」

「はい!」

大きな荷物を抱え、チャンミンとともにキャンピングカーへ。

すると、ミノが当然のように待ち構えていた。

「大荷物ですね」

その言葉に苦笑いしか返せない。

でも、途中で投げ出すわけにもいかないし、なによりカッコ悪いところは見せたくない。

限界を訴える腕に鞭打ってなんとか車へと乗せて、ようやく息をついた。

何が入っているのか。

バッグの中身を取り出すチャンミンの後ろから覗き見していると出てくる鍋やらフライパンやら。

その上食材もあるし、中には水も。

なるほど、重いはずだ。

「すごい量だな」

「今晩と、明日の朝ごはんです!」

おや?

チャンミンはすでに泊まる気満々?

となると…ミノは?

ちらりとミノを見やれば予想していたみたいに微笑まれた。

「テントと寝袋がございますので御安心ください」

「あ、いや…」

「ミノはソファ使ってください!ベッドになりますし、ちゃんと扉もありますっ」

どうやらちゃんと考えていてくれたらしい。

しかし、扉まであるなんて…。

ホントに家だな。

これは。

「ありがとうございます」

心なしか、ミノも嬉しそうだ。

そして、これならば安心して旅行ができる。

とはいえ、心配だけど。

オレとチャンミンは完全なるプライベートだが、ミノは違う。

休める時間がないというのはキツいんじゃないだろうか…?

そんなことを考えながらミノを見つめているとまた微笑まれた。

「大丈夫ですよ」

どうやら考えていることが筒抜けみたいだ。

恥ずかしいことに。

「あ~…出てた?」

「思い切り」

「何がですか?」

片付けを終えたチャンミンが振り返り、首をかしげる。

「ミノの休みが確保できないんじゃないかと思って心配になっただけ」

「ユノは優しいです~っ」

「いや、普通だろ」

誰もが思い至るところだ。

なのに、チャンミンに同意するがごとくミノまでうなずいている。

「心配されないでください。ある意味、こうしている時間もプライベートみたいなものなので」

「は?」

「ミノはボディーガードでドライバーでお友だちです!」

「そうなの?」

友だちってのは初耳。

まだ、関係性を理解しきれてないみたいだ。

「さらに言うなら、遠縁ではありますが親族なので」

「え?マジ?」

「はい」

全然似てない…と言いたいところだが、言われてみればなんとなく…?

どちらも目がデカくて、バンビっぽいような。

言われてみれば、だけど。

「公にはしていないのでご留意ください」

なんか…いろいろありそう。

つまり、首を突っ込まないほうがいいってことだ。

とりあえずミノにうなずき、チャンミンを抱き上げた。

「そろそろ出発?」

「はい!」

準備は万端。

あとは出発するだけ。

チャンミンの言葉にミノが微笑み、そして動き出す。

小旅行の始まりだ。






to be continued.










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