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Love Sick

東方神起❤️Yunho🍓Changmin🍺 ふたりの神に魅せられたおバカの綴る恋の処方箋発行中✨ 基本ホミン、時々ミンホ💖

  • 2019⁄11⁄07(Thu)
  • 08:00

Singin' in the Rain II 44

Singin in the Rain 1







44






寄り道することなくホテルへ。

尾行もないし、待ち構えているマスコミもない。

どうやらまだこのホテルはバレていないみたいだ。

そう、ユノとユナが話していた。

当事者なのに、なぜか僕は置いてけぼりで話が進んでいる。

いつの間にか。

事務所で行うはずだった打ち合わせもなぜかホテルですることになっているし。

レコーディングだけは変更できなかったみたいだけど。

とりあえず、今日のスケジュールは全部消化したからと帰っていったユナを見送り、ユノを見つめた。

「ん?どうした?」

「僕の知らないとこで話がどんどん進んでく」

思ったままを言葉にした。

責めているわけではなく、なんとなく寂しくて。

「ごめんな?嫌だった?」

そうではないとかぶりを振り、ユノへと抱きついた。

「仲間外れみたいなのが、やだ」

「仲間外れ?どっちかって言うと話題の中心だぞ?」

わかってはいるんだ。

ふたりが僕のために話し合い、いろいろしようとしてくれたこと。

打ち合わせをホテルですることになったことを考えればわかること。

でも…。

「次はちゃんと僕も仲間に入れて」

「わかった」

ワガママ、だよね…。

それはわかってるんだけど、伝えたかった。

だって、僕のことだよ?

僕のことなのに、知らない間に決まってるってどうなんだろう…って。

ふたりが僕のことを思ってやってくれているのはわかるし、嬉しいけど…もう、子どもじゃないし。

「約束」

「ん」

小指をからめ、幼い約束を交わす。

なんの躊躇いもなく約束してくれるから、嬉しくなってしまった。

たったそれだけのことと思うかもしれないけど。

微笑めば、そっと唇が重なった。

突然のことに驚きながらも、無意識に追いかけていた。

離れかけた唇を。

だって、こんなキスじゃ足らない。

キスだけじゃ足らない。

僕が欲しいのは、求めているのは…。

「…」

見つめれば、すぐさま身体が浮かび上がる。

「オレとしてはこのままベッドに直行したいんだけど…」

「シャワー」

「だよな」

僕だってできるならこのままベッドに行きたい。

寄り道などせずに。

でも、そうもいかない。

汗もかいたし、なにより男同士の行為には必要不可欠。

まどろっこしさを感じながらもシャワーで身体を清め、ベッドへと向かった。

バスルームに向かった時同様、ユノの手によって。

たどり着いたのは柔らかなベッド。

優しく下ろされたかと思えば、組み敷かれて。

濡れた身体が密着する。

もう離れられないんじゃないかというくらい。

それはそれで願ったり叶ったり。

しかし、それは叶わない。

僕とユノは、別個の生命体だから。

ゆえに、ひとつになる喜びを感じられるのだから。

「ユノ…」

離れては追いかけ、追いかけられて。

キスが止まらない。

直下立つそれに手を伸ばせば蜜が絡み付いた。

「こら、我慢できなくなるだろ?」

余裕そうに見えるのに、そんな囁き。

我慢なんかしなくていいのに。

もっと求めて欲しいのに。

だから、僕は意を決して行動に出た。

いつも思っていたんだ。

僕も、ユノにシてあげたいって。

すごく気持ちいいから。

「チャンミナ?」

いつもは真上にある顔を見下ろし、微笑んだ。

驚くユノを見つめながら、再び手を身体の中心へ。

優しく包むように握ったつもりだが、そのわずかな刺激にユノが身体が震える。

「ちょ…っ」

何かを言われる前に、引き剥がされる前に、蜜を滴らすそこへと口づけた。

「…っ!」

痙攣するように身体が震え、吐息がこぼれる。

天井を仰ぎ、苦しそうに眉根を寄せるその姿に興奮を覚えた。

もっと、見てみたい。

ユノの様々な顔を。

ある意味、男として目覚めた瞬間なのかもしれない。

ずっと、ユノに愛されるばかりだったから。

「ユノ…」

いつも僕を翻弄するそれ。

こぼれた蜜を根本から掬い上げるように舐めとり、含んだ。

「チャンミナ…っ」

熱くて大きいその塊。

先端は柔らかいのに幹は固くて、太くて。

僕のとは全然違う。

その質量というか、体積というか…。

ビクビクと口の中で震えるそれ。

ユノを見れば苦しそうに顔をしかめていた。

本能に抗うかのように。

我慢なんかしなくていいのに…。

「…」

どうすればいいのか。

ユノに愛されたことしかない僕にはもちろん経験も知識もない。

ならば、ユノがいつもしてくれているようにするだけ。

それしか、僕の中にはないから。

ユノの行為を思いだし、辿る。

うまくいかないのは仕方のないこと。

だって、初めてなのだから。

だからと言ってそれを理由に逃げ足りはしたくない。

経験がないなら、これから経験を積めばいい。

それだけのこと。

最初は見よう見まねで。

余裕、なんかないけど…ユノの反応見ながらできたらなぁ…って。

難しいのはわかってるけど。

「気持ちいい…?」

不安を抑えきれず、問いかけた。

すると、なぜか苦笑い。

同じようにしているつもりなんだけど、やっぱり違うのかな?

気持ちよくないのかな?

「オレをどうしたいわけ?」

「え…?」

伸びてきた手が頬に触れ、指先が唇をなぞる。

だから、その指をパクリと食んだ。

そうしたら今度はため息。

理由がわからない。

「結構、ギリギリなんだけど?」

どういう意味だろう…。

首をかしげればまたため息をこぼされて、腕をとられたかと思えば引き寄せられた。

強引に。

「煽ったんだから最後まで責任取れよ?」

もしかして…逆?

僕が思っているのと。

理解するより先にユノの手が動き始める。

「ユ、ユノっ」

「もう我慢できない」

気づけば、完全に雄の顔になっていた。

眼差しは狙いを定めた肉食獣のように。

「ダメ!」

すんでのところで、逃げた。

危うく流されてしまうところだ。

「今日は僕がするのっ」

「なら焦らすなよ…な?」

別に焦らしているつもりはない。

ただ、手探り状態だからそう取られてしまうのかもしれないけど…。






to be continued.










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